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私のブラジル日記(9) ブラジルの「お嬢様」

 リオ観光のガイド役としてホテルまで迎えに来てくれた我が友Dudaは自分で運転せずに、中年のおじさんの運転する車でやってきました。わざわざ車をチャーターしてくれたのかと心配して、「大丈夫なの?」と尋ねると、彼女は「大丈夫よ、この人はうちでもう20年も仕えてるんだから」と言うのです。つまり運転手はDudaの家の使用人だったのです。私が大丈夫と尋ねたのはお財布の方だったのですが、彼女の大丈夫は安全面のことで、会話がすれ違ってしまいました。

 

 彼女はごく普通の家庭の子(つまり旧王族とか製糖王とかの娘ではなく)なだけに驚きました。お父様がGloboというテレビ局に勤めている事は知っていましたが、運転手つきの車を乗り回す身分だとは思いもよりませんでした。つまりDudaは「お嬢様」だったというワケです。ブラジルでは普通の家庭でも使用人がいるのですね。

 

 まあ、最近は中国でも阿姨(女中)を使っている家は少なくありません。地方から出稼ぎにきた農民を女中や乳母と雇い、母親が会社に仕事に出ているというのはごく普通です。このところ時給がずいぶん上がったようですが、そういう農民は厳密に言うと北京市への「不法滞在者」なので、雇うのも人づてで探します。だからまだまだ安く雇えるのです。日本みたいに、保育所の待機児童が…なんて騒がなくても、知識階級の母親の社会進出は農民が支える仕組みになっているのです。ブラジルもその意味では中国と経済の発達段階が似ているのかも知れません。

 

 

 あと二人Dudaの友達を拾ってみんなで昼食に行きました。これもどこか山の上なのですが、リオの地形は入り組んでいてどこだかさっぱりわかりません。とにかくアマゾンのジャングルをイメージしたレストランのようです。

 

 最初はインドのサモサみたいなもので、1つは肉が、もう一つにはチーズが詰まっていました。カシャーサというブラジルの白酒というか焼酎みたいなモノ(サトウキビから作るラムの親戚で強いやつ)で作ったカクテルの肴にとても合います。

 

 

 

 

 

 メインは英語メニューにpork legと書いてあったのを選びました。ひょっとして私の好物の豚足の煮込みじゃないかなんて思って頼んだのですが、出てきたのを見たら腿肉でした。残念ッ! 

付け合せはお米と何か黄色い野菜のようなものを混ぜて炊いたものと白いご飯です。ご飯といってもブラジルでは長粒米が普通ですからパサパサしてソースによく絡みました。(一方、サンパウロでは日系人が多いので普通のスーパーでも「日本」米を売っています。ウルグアイ産のが一番ご飯としておいしいと日系人は言います。)

 

 デザートは味の薄いチーズとジャムやカラメルの取り合わせです。特にこのカラメルはチーズとよく調和して絶品。Dudaの分まで食べてしまいました。

 

 

 

 私もDudaもその友達も、みんな年齢はほぼ同じです。もう若いとは言えない「お嬢様たち」の会食記念写真は逆光で真っ暗。却って目じりのしわとか見えなくていいかも知れません。

 

 

 日本へ帰ってきて、朝の通勤電車で足を踏まれてとても痛い思いをしました。そんなコトがあると、ああ私も運転手つきの車で通勤する「お嬢様」になりたいなぁと思います。

 


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