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ジャオの北京日記─‘食民族

JUGEMテーマ:中国ニュース

中国人は古来から肉食が好きだ。論語にも「子在齊聞韶、三月不知肉味」とあるぐらいで、孔子は美味しい肉の味を3か月も忘れるほど音楽好きだったという例えにも引かれているほどだ。また「大牢」という言葉は大きな牢屋じゃなくて、牛、豚、羊の三種類の肉料理の出る豪華なごちそうの意味で、古来から天子が社稷を祭る時に出す料理のことだ。

 

北京でも最近は家楽福(カルフール)などの大スーパーが数多くあり、肉屋の数は減ってきているが、まだ市内には写真のような昔ながらの肉屋も残っている。こうやって形のまま吊るしてあれば、どの部分を買ってどういう料理にしようかと考えられるし、脂ののり方も選べるので私はこういう肉屋の方が好きだ。

 

一方、日本では肉食は決して主流にならなかった。四方を海に囲まれていて海の幸に恵まれているから…と言う人もいるが、同じ状況の琉球が肉食なのを考えると、やはり日本人が元来肉食をあまり好きじゃないというのが本音だと思う。

 

肉食の習慣がない人たちが肉を食べるとどうなるか、次の記事がよく示している。

 

妊娠中の寄生虫感染赤ちゃんに障害も

母親が妊娠中に感染したトキソプラズマと呼ばれる寄生虫によって、脳や目に障害が出た赤ちゃんが3年間に16人いたことが日本小児感染症学会の調査で分かり、加熱が不十分な肉などが感染の原因となることから、妊娠中の人に注意を呼びかけています。

トキソプラズマは、加熱が不十分な肉を食べたり猫の糞が混じった土をいじったりすることで感染する寄生虫の一つです。健康な人が感染しても問題ありませんが、妊娠中に初めて感染すると、胎児にトキソプラズマがうつり、脳や目に障害が出る先天性トキソプラズマ症で生まれるおそれがあります。

日本小児感染症学会が全国およそ2700の病院を対象に調べたところ、平成20年までの3年間に16人の赤ちゃんに脳や目に障害が見られ、先天性トキソプラズマ症と診断されていたことが分かりました。…

 

中国でも農民は土をいじるので感染の可能性はあるが、先日のユッケ騒ぎではないが、生肉を食べるアホはいないので、日本みたいなことにはならない。加熱すれば寄生虫は確実に死ぬからだ。中国と日本では肉の食べ方に3千年の年季の差がある。

 

牛や羊がぶら下がる北京の肉屋を不衛生だという日本人がいるが、生肉や生魚を平気で食べる日本人の方が、私から見れば不衛生極まりない。また、私は原発事故の影響を過小評価はしないが、放射能を恐れて西日本に避難したのに刺身やユッケを食べ、食卓のそばに猫がいても平気な人たちの、無知による針小棒大ぶりは大いにバカにしている。

 

肉でも放射能でも、冷静かつ合理的に対応すべきなのは全く同じなのだから。


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