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タイムズ紙のみた電通社員の自殺

JUGEMテーマ:社会の出来事

 

 30日付の英国のタイムズ紙にこの記事が載っていた。


「長時間労働を無理やり強制された従業員が自殺したことを受けて、日本の最大手の広告会社のトップが辞任を発表した。電通の石井直社長は記者会見で来月社長職を辞任することを表明した。昨年のクリスマスの日に24歳で自殺した高橋まつりさんの死をめぐって電通を起訴するよう厚生労働省は勧告している。彼女の当時の直属の上司についても訴追される見通しである。」

 

  The head of Japan’s biggest advertising agency has announced his resignation after the suicide of an employee who had been forced to work punishingly long hours.

 

  Tadashi Ishii said at a press conference that he would step down from his post as president of Dentsu next month. The Ministry of Health, Labour and Welfare has recommended that the company be prosecuted for its role in the death of Matsuri Takahashi, who was 24 when she killed herself on Christmas Day last year.Her immediate superior at the time of her death may also be prosecuted.

 

  Ms Takahashi’s case has been recognised as one of karoshi, meaning death by overwork. She had been forced to work up to 130 hours of overtime in a month on…(December 30 2016, The Times)

 

この記事で一番私の目を引いたのはpunishinglyという言葉だ。

 

 Punishinglyには「罰として」「無理やり」という文字通りの意味の他にも、「無暗に」「手ひどく」のような意味でも使われるが、ここではむしろ前者の意味で使われているように思える。私は無暗に残業して働く英国人をCityの金融屋さん以外は見たことがない。たぶん英国人にとっては月に130時間以上の残業というのは、強制収容所での労働に等しいと受け取るんじゃないだろうか。

 

 もう一つ日本の新聞があまり強調しない部分をタイムズが最初に書いているのは、彼女の自殺が去年のクリスマスの日だったことだ。すべてを宥す和解の日であるクリスマスに自殺するのはよっぽどのことだったとさらに強調して受け取られると思う。日本の感覚で言えば、元日に門松を足場に注連飾りで首を吊ったというのと同じようなものではないだろうか。

 

 亡くなった高橋さんは大学の同じ学部の後輩(無論ずっと下だけど!)ということもあって、私はこの件が心に刺さったまま年を越そうとしている。

 


 


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