<< 10月09日のつぶやき | main | 私の西安日記(7) 咸陽宮(その1) 誰も行かない「名所」 >>

日本人は戦争の「被害者」なの?

JUGEMテーマ:社会の出来事

南京事件資料をユネスコが世界記憶遺産に登録

国連教育科学文化機関(ユネスコ)は10日、旧日本軍による「南京大虐殺」の資料を、世界記憶遺産に登録したと発表した。中国が申請していた。

南京大虐殺の登録をめぐっては、日本政府は10日、北京の日本大使館を通じて「ユネスコの場をいたずらに政治利用すべきでない」と中国外務省に抗議した。中国が「旧日本軍の犯罪」の記録と主張する歴史資料がユネスコによって「世界的に重要」と認定されたことになり、 習近平指導部は今後、歴史問題をめぐる対日攻勢を一層強めそうだ。


 これに対して、日本政府は「中立・公平であるべき国際機関として問題」とユネスコも批判した。

 私はいまここで、それらの資料が中立・公平であるのかないのか、また政治的利用なのかを議論する気はない。しかし、これを機会に日本人に知ってほしいことがある。

 日本人と戦争を語る時に私たち中国人が一番イヤなのは、日本人は原爆や空襲、シベリア抑留や戦後の飢えなど、自分達を「被害者」の立場に置ける事件を通じてしか戦争の歴史を見ようとしないことだ。

 毎年8月15日になると戦没者の追悼式が行われ、遺族代表といって元軍人の親族が出て来るが、あれは日本人の死者を弔う式典であって、それが兵士であれ原爆の死者であれ、戦争の「当事者」ではなく「被害者」として追悼されている。日本には戦争の被害者はいても当事者はいないのだろうか。

 日本軍が中国やフィリピンでどれだけたくさんの住民を殺したのか、子供たちを死に追いやったのか、その親や家族の悲しみはどれほどだったのか・・・こういうことには日本人の興味は殆ど向かないし、まして追悼などしない。

 ミャンマーの各地には元日本軍兵士たちが建てた慰霊碑があちこちにある。でもそれらはいずれも日本帝国陸軍第○○連隊の戦死者を弔うものであって、勝手に攻めて来た日本軍の巻き添えになって死んだ地元民に対する追悼ではないのだ。
 
 南京事件の資料と同時に、シベリア抑留関係の資料も記憶遺産に登録されたが、インタビューを受けた抑留経験者の老人が言ったのは、これで抑留されて命を落とした仲間も喜んでくれるだろう、というものだった。シベリアへ連れて行かれたのは関東軍が多かっただろうし、旧満洲で殺したであろう多数の中国人に対しては記憶を水に流してしまったに違いない。

 今回、南京事件に関する資料がユネスコに認定されたことは、自らを被害者としてしか見ない、歴史認識に欠ける日本人対する警鐘だと思ってほしい。

 ついでに付け加えると、その一方で日本の共産党や社民党が朝鮮人を煽って「慰安婦問題」などを持ち出し、日本人に懺悔と悔悛をさせようとする歪んだ努力をしている。朝鮮人は、日本の中国侵略に加担した加害者であるのに、いまさら「植民地支配」などというお守り札を持ち出したところでその罪は消えるものではない。「被害者づら」という意味では、朝鮮人は日本人以上に節操のない民族だと思う。
 

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
  • 松沢神奈川県知事はいつから「お殿様」になったのか
    禁煙中 (04/12)
  • 海賊版は永遠に不滅です!? 〜現実の問題〜 (5)
    文理両道 (12/16)
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM